山葡萄のかご(10月26日)

我が家の格言「今日あるものは明日あると思うな」これはハヤシのおっちゃんとの共同生活で学んだ格言です。

大事にしていたとっても素敵な木で出来た傘もあっという間にどこかへ持っていって帰ってこなかった・・・・すのこベッドをもらって裏に仕舞って、「さあ使おう」と思ったら半分板がはがされていた、そういえばお店の裏のキッチンの水道管の上に蓋をしてある板がやけに分厚くて塗装もしてあり立派だと思っていたらそれだった、そして今日・・・・・・・

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あららら・・・・・・・物干し竿が金槌の柄になっていた。物干しは寸足らずでその辺に投げてあるのでしょうか?とほほ

物は買わない、あるもので間に合わせるがポリシーのハヤシのおっちゃん。きっと工場の二階の部屋もそんなもので埋め尽くされているのか?

 

 

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以前購入された山葡萄のかごに内布を付けました。今回はしっかりした柿渋染めの古布、蓋も付けました、木札も付けてみました。こちらは一番小さな乱れ網のかごです。

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さーてこちらは先日手に入れたアンティークの山葡萄のかご、本当は丈夫な縄紐がついていて背負子になっていました(写真とっておけばよかった)。口は針金でぐるぐると補強されていて、長年山仕事や農作業に使われたものでしょうか。入れる口は少し壊れかけていますが、底の角は痛みもなくきれいです。よく言われる「山葡萄は100年持つとか、3代持つ」という意味がわかります。もちろん気候風土があった国産に限りますが。近頃は売れるからと言って中国産の山葡萄が出回っていますが、そちらは100年選手ではないようです。

お風呂に入れて柔らかくして、新聞紙を入れて形を整えているところです。明日は痛んだところを補修して、布を張って、持ち手を付ける予定です。

 

 

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