免許(4月24日)

今日は家の仕事を沢山しました!

お天気も良かったので、先日購入した布や着物を洗濯、3回も洗濯しました。干すところが無くなって家の中にも干しています。

一応我が家へやってきた布は儀式として洗濯してアイロンかけ、そして作品作りを始めます。

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筒描きの布はシミが多いので柿渋で染めました。6回染めるので干している間にいろいろと出来ます。

まずは先日解いた布団の綿を埋め立てごみに持っていきます。シルバーの人たちがお仕事。

「綿なんだけど布団と言うことかしら?」「そうだよな、受付で綿だと言ってみな」と言われたけれど「やっぱり布団だよね」って事で一件落着。今度できる小諸市のごみ処分場のお話も伺い、来年1月から持ち込み出来るそうで近くなるのいいわ!

埋め立て処分場のお隣のパン屋でオリーブの練りこんだお気に入りのパンをゲット!いつも売り切れだったのでうれしい!

そのお隣の直売所で5種類のサラダの葉っぱが入ったものを100円で購入。そこでお話を伺う・・・・・・・

なんと「農業」には免許があって直売所で売るにはその免許が無ければ出せないそうです。びっくり!そこの直売所は有機栽培や自然農法などのお野菜も別企画で置いてありうれしい限りです。無農薬という表示は法律違反とかで表示できないとか???なんか縛られてますね。

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家に着いたらお昼になりまして、あわてて焼きそばを作り、買ったばかりのお野菜で豆腐とチーズのサラダも作っていただきました。お腹いっぱい!

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柿渋染めしながら、届いたばかりの山葡萄の籠たちを眺めています。

午後に見えたお客様がくるみの籠をご購入!中袋はサービスでお付けすることになりました。春は作家さんが冬の間作り溜めた素敵な作品を見ることが出来てシアワセ!!!

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今回大きめの袋下も3個ありました。これからの季節、バッグ作りをされる方にぴったりです。

1個8000円です。

私は先日から取り掛かっていた服がやっと出来ました。

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これは冬の百貨店を歩いていた時の注文です、これで注文の品はやっと終わりました。

私の冬が終わった・・・・・・と言う感じです。

 

 

話は戻りますが、何でもかんでも免許がいる時代になったのですね!

そういえば昔昔そのむかしパッチワークを習っていたのですが、パッチワークの月刊誌が出始めて、協会なんぞが出来て、チャック先生だ鷲沢先生だ斉藤先生だなど派閥があり、綺麗な布を切り刻んで作る日本型パッチワークに疑問を感じていたのでした。家元制度の中で、免許とまでは言わないもののそれに代わるものもあったような・・・・・

しかしパッチワークは「大草原の小さな家」でもご存知のようにアメリカ開拓の時代、要らなくなった服などの布を利用して縫い繋いで綺麗な模様をつくり布を再利用してまた生まれ変わらせると言ったものが始まりではなかったか?そしてそれに憧れてパッチワークを初めたのに・・・・・・・

 

機織も今は同じで、昔の家では女仕事で田舎の何処の家でも織っていて、家族の着物や布団を作っていたものですが、今では展示会をしていると「免許あるの?」なんて聞かれたこともあり、機織に免許がいるのかとびっくりしたこともありました。

こんな感じで、本来生活の中に溶け込んでいた農業も機織も自家用で、余ったら物々交換や、お金代えたりしていたのに、今ではそれをやると「免許あるの」なんて聞かれる時代になってしまいました。

そのうちに古布の世界も「免許あるの」と言われそう。まあ古布を扱うには骨董の免許は必要なのですが(持っています)・・・・

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夜は「羊毛とおはな」のおはなちゃんの美しい歌声に癒されながら、先日亡くなったおはなちゃんを偲んでいます。

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