昔話(10月14日)

今日はオカリナ教室、今度の日曜日のオカリナフェステバルに向けて午前・午後のクループそれぞれに練習に熱が入ります。

 

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そんな中りんご屋のチエミさんが紅玉を持って「珈琲飲みに来たの」と遊びに来てくれました。生憎今日は定休日でオカリナ教室だったので珈琲はお出しできず、二人で自宅の薪ストーブの前で色々昔話。

「何処で会ったんだっけ」

「追分だよ、ごんざや鐡茶房だよ」

「あっそうか、もう20年も前だよね」

「あの時買ったタベストリー(私の)はまだ玄関にかけてあるよ」

「あの頃はおばあさんも居て、仕事も忙しくて、息抜きに遠くで珈琲を飲んで一人過ごすのが息抜きだったんだよ、おばあさんも亡くなって、三人の子どもも結婚して、今じゃ自分がおばあさんしてるよ」

「そうか、そんな思いで珈琲をすすっていたのね、知らなかったわ」

「あの頃は楽しかったよね、夕方行くとどっちの店でもちびりちびりと一杯やりながら、一日の終わりを過ごす店主たちがいて、その横で他愛ない愚痴を聞いてもらったり、呑み助の標的になったりと、緩やかな時間の中で日が暮れていったよね」

「元気かな京都へ帰ったごんざのタマちゃんメグちゃん、鐡のシズカさんは病状は良くなったかな?」

そうです、20年ぐらい昔私も若者だったころ、ごんざが出来て毎年夏にごんざのギャラリーで展示会をさせてもらってた。長い事夏の定番は追分に居て、楽しい夏を過ごしたのよね。その頃追分には自由な風が吹くコミュニティーがあって、その人たちがごんざや鐡に集まってひと時を楽しんだその人達を「追分族」と呼んでいたっけ・・・・・・色んな事件があってそれに巻き込まれて、近頃でもシズカさんと時々その話をしてシズカさんが「私が文章が上手だったら本にしたのにね」と大笑いしたものです。

昔は良かったと言いそうになる、自由人達の行き交う追分界隈だったのですね。

秋の日は昔のことを懐かしく思い出します。

 

さて、最近出来たものは・・・・・・

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刺し子の消防の帽子でポシェットを作りました。

白い輪っかは昔お蚕の時に使っていたものか??骨董屋からのみやげ!

 

 

 

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