蚊帳の思い出

蚊帳のジャケット
  蚊帳の柿渋染めジャケット (安藤しん子:作)
昔々まだ小さかった頃、九州の家では夏に蚊帳を吊って寝ていた。表の部屋と呼ぶ古い家の10畳間の4隅と、その間の梁に釘を打ち蚊帳に付いた金具を掛けてくのだ。いつも布団敷きは母の仕事だった、時々椅子を持ち出して私も手伝ったものだ。
その記憶があるのか、子供が小さい時に蚊帳を吊ってひと夏過ごした事があった。昔使った蚊帳の半分ぐらいの大きさで端に寝ると顔に当たる蚊帳が昔を思い出させてくれた。
次の年は蚊帳の存在などすっかり忘れて寝ていたのは、信州ならではの過ごし易さだからだろう。
その後10年近くたった今、骨董屋で見つけた古い麻の蚊帳を手に入れた。
今回は夏使う目的じゃなく、柿渋で染めて服を作るために!
古布のブラウスとのぼりのパンツ
  古布のブラウスとのぼり旗のパンツ (安藤しん子:作)
8月1日より軽井沢追分の「喫茶ギャラリーごんざ」の展示会に出展します。見に来てね!
 (今日は早くブログが終わった。仕事でもしぃよおっと!!)

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