嵐さんさようなら(7月20日)

突然に56歳の生涯を閉じた嵐さん、自宅で倒れ帰らぬ人となりました。

26年前いや27年前でしょうか私のまだ若かりし頃遊びに行った、静岡県水窪町の「ジャガイモ天国」と言うおかしな名前の共同体。そこには不登校の子や引きこもりの子どもが農業をやりながら生活していました。みんな楽しそうに、朝一番にじゃんけんで食事当番を決めていました。古い家でも綺麗に掃除されていて気持ちのいい佇まいで子ども達は今まで秘めていた苦しみを出せる場所として解放されていたのです。

自然豊かなジャガイモ天国が大好きになり、経営者の嵐さんやヤマジさんの大ファンになったのです。その後実家の前橋に移り、遊びに行ったり来たりと出来る距離になりました。

そのじゃが天の嵐さんが16日あっけなく逝ってしまったのです。

 

今日がお葬式で、一人前橋まで行って来ました。個人をしのぶ言葉が次々と語られると涙があふれてくるばかりでした。でも考え方によってはいい亡くなり方だと感心しました、長患いしなかったのですから。しかし家族の方は寂しいでしょうね!

嵐さんどうぞ安らかにお眠り下さい。

 

(手前の皿1枚500円)

 

さて、むぎ草では骨董が並んで「小さな蚤の市」が始まりました。今回は漆の物が多いです。

 

可愛い千鳥柄のお銚子を入れる袴ですが、小鉢代わりにも使えそうです。(1個500円)

 

 

小ぶりの蒔絵のお重箱も綺麗です。(2段重6800円・3段重7800円)

 

 

筒描きの布も珍しい柄です。

 

 

 

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3 Responses to 嵐さんさようなら(7月20日)

  1. 望月道之 のコメント:

    初めまして、望月道之と申します。見ず知らず者からのコメント欄への記入、怪訝ではなかろうかと恐縮いたします。私、現在52歳でありますが、五十嵐正人さんには16歳のときにお世話になった者でございます。(俗に言う登校拒否児でありました、自分では登校拒否児であったとは今でも思いませんが)

    始めては静岡県袋井市のデンマーク牧場にて、その後、水窪町のデンマーク牧場への開拓団の一人として五十嵐さんと数カ月、生活をともにさせていただきました。

    50歳を過ぎ、私も自分の人生を振りかえ見ることが多くなり、その中で五十嵐さんたちと過ごした日々が、まるで宝石のようにキラキラしていて、、、、その時には気づきませんでしたが、「ああ、あのときが一番楽しかったな」と思うのでございます。

    御存知かも知れませんが、奈良県で活躍されているノラの佐藤透さんや、富山県で活躍されている「はぐれ雲」会長の川又さん、、、、あのころおふた方とも、デンマーク牧場でお世話になりました。

    • mugikusa のコメント:

      コメントありがとうございます。
      じゃが天は私にとってもあこがれの暮らしでした。
      今のようにネットもなく、情報を頼って憧れが膨らんだ良い時代!

  2. 望月道之 のコメント:

    「麦草工房しん子様へ」

    私にとっては、嵐さんとの縁があっての麦草工房様で、出来れば麦草工房様にある仕事(仕事着の制作依頼)をしたく、麦草工房「しん子」様の専用メールにその概要要件のメールを送信させていただきましたので、そとちらでメール確認後、お返事のほうををよろしくお願いいたします。

    望月道之

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