元気をもらう時

季節遅れのバラ
季節はずれの薔薇が寒そうに咲いています。
季節柄、落ち込みやすくなる時期ですが皆さんはそんな事ありませんか?
落ち込みつつあっても元気をもらえる昨今の新聞です。我が家は朝日新聞の愛読者、テレビが無いので朝からじっくり読むのが過去の習慣だったのですが、ここの処ネットが入ってきてネットニュースを見たりするので昔ほど新聞を読む時間が減りました。
しかし昨日今日と心に残る記事があり、ワクワクしたり涙を流したりしながら新聞を読んでいます。
寒がりチョメコ
その1:昨日の朝日新聞の人脈記のコーナーに、知人のお姑さんでもあるアイヌの山道康子さんが出ていました、いつか訪ねて行きたい人の一人なのです。山道さんは尋ねて来る人を拒まず、身寄りの無い子や事情のある子を引き取り育てている方です。肝っ玉母さんで今回新聞の写真で初めてお目にかかったのですが、噂通のおおらかな方のようです。
お母様から良く贈り物も届く知人の家の送り伝票の品物の欄にはいつも決まって「人生色々中身も色々」と書かれ、びっしりと手紙らしい言葉も付いてきます。元気の源みたいな方です。
その2:今、日本に来られている中国残留孤児の康玉芹さんの言葉「人生無駄じゃなかった」。小さい頃中国人に預けられ、学校にも行けずに今まで来た、日本に来るに当たり今ようやく自分の名前が書けるようになったそうです。戦争・文化大革命と大変な時代を過ごして来られた厚みが「人生無駄じゃなかった」の言葉に出てきたのですね。戦争の事は知らない世代の私たちですが、この言葉に救われる思いがします。
そんなこんなで、あんずの炭のこたつに当たりながら、冬の入り口を過ごしています。

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