茶籠(7月14日)

今日は作家やでした。軽井沢でもとても暑く、昨日の反省から直接扇風機を当てずに扇風機の後ろに座りました。少しは涼しいです。そして冷たいものではなく暖かいハーブティーをたくさん作りちびりちびりと飲んでいました。

人と話をするとせき込み、ご近所のお店の人にも「近寄らないで、近寄らないで」と言って、遠く離れて大声で話していました。

一日体もだるく、でも少し売れるとそのだるさもなくなるのですから体って変なものです。

さて昨日茶籠(旅茶碗セット)が売れましたが、その流れか本日は茶籠作家の方がご来店、素敵な茶籠を見せてくださいました。

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奥の入れ物の中に、お茶碗・棗・茶杓・振出・小皿・香合と入っていて、どこでも野点が出来ます。そしてこれらはすべて手作りです。木の実からできたものも多く漆との絶妙な組み合わせに、感心していました。

P7140003(茶籠になる前のバオバブの実)

お茶道具を入れている物は、バオバブの実だそうです。振出しのひょうたんも自分で作り、出会ったものを絶妙な手法でお茶道具に変えていくこの仕事は絶品です。一つの物を作るのに出会いを待って、二年でも五年でも待つそうです。味があるんですよね。

今16個の茶籠が出来たそうで、20個になったら展覧会をするとの事でした。あと10年近くかかるようです。

いつかこの茶籠で、桜の木の下で一服いただきたいものです。

 

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