骨董のおじさんから買った古い山葡萄の籠。結構痛みがあるので、山葡萄の蔓付きで我が家に来ました。
本体と蔓を水につけて、蔓は薄皮を剥いで鉄の所でしごいてきれいにして鋏で希望の太さに切ります。そして壊れたところに差し込んでいきます。差し込むのも一苦労です。一日がかりでやっと出来ました。
色が違うところが差し込んだところです。とてもしっかりしてきました。
持ち手は拠った布紐で、さらに4つ編みにして付けました。
他の店の山葡萄の籠を売るときのセールストークは、昔は「100年もちますよ。」だったけれど、今は「150年もちますよ」に変ってきました。そして「これからどんどん育てていってくださいね」だそうです。まあ、セールストークで買う人もいるのかしらね?150年って誰が確かめたのか?
などとボロボロぼ籠を見ながら思ったのでした。が物にも寿命があるのでほどほどで寿命を全うすれば良いのですが、骨董屋さんは売れるとなるとすぐに飛びつき、私が買う羽目になったのです。巡り来たのも縁ですよね!もうちょっとこの籠にも頑張って生きてもらいましょうか?あと20年ぐらいね!