「くらふてぃあ杜の市」(6月5日)

杜の市に行って来ました。

今回の杜の市は晴天に恵まれ、場所もよく楽しい2日間でした。

 

お隣は通称「笑い袋」(私が言っているだけですが。)の神蔵さんだったので、一緒に笑っていた2日間でした。

 

写真は「笑い袋」さんです。

 

今回駒ヶ根に向けてメッセージなるものを40枚刷って行きました。内容は下記のものです・・・・・

 

2011年6月4・5日「くらふてぃあ杜の市」にて

麦草工房は小諸市浅間山の麓にある小さな工房です。
そこでは日々製作と共に、思い巡らす事も仕事の一つになっています。

ここ数ヶ月はこの大震災の事や原発のことに思いは巡り、製作中はこの日本がこれからどうなるのか思い悩んでおります。

考えはとどまる所を知らず、この先フクシマの子どもたちはどうなるのかと不安になりながら私に出来る事はなんなのかと考えます。

又毎日流されるネット情報に中毒状態になりつつ、正確な情報を欲して今夜もパソコンと向き合う生活も、震災から今に続いています。

先日見た「ETV・ネットワークでつなぐ放射能汚染地図」で、フクシマの住民がいかに苦しんでいるかを改めて痛感しました。すでに餓死した動物も多く、今ある命を助けられないものかと又ここでも思い巡らしているのです。被災者に情報も届かず、放射能の正しい知識も伝えられないのもこの日本の現状かと悲しくなります。

国会ではこういう状況を作った政治家が達が「こうやって人をいじめれば良いんだよ!」と言わんばかりの菅下ろしに躍起です。

菅総理就任時に「最小不幸の国づくり」を掲げました、一人ひとりを大切にしてくれる国に変わるとの思いも「最大不幸国」になってしまった!
昨今の政治・企業・マスコミがいかにお金や地位・名誉など自分の利害のために動いた結果だと思います。

政治だけではなく私達の暮らしもここ50年で大きく変わり、心よりも物質の豊かさを求めすぎました。

物質の豊かさを求めても豊かになれないことに気づかない私達への警告がこの惨状だったのかと改めて思います。あまりにも大きな代償です。

物づくりを通じて、心の問題と向き合う事が今の私のテーマになりました。

そしてこの状況から、新しい小さな文化を発信できたらいいと思うようになりました。自分の為だけではなく、人のためだけでもなく、私と繋がるすべてのもの達と小さな試みの始まりです・・・・・・・

5月23日参議院行政監視委員会において京都大学原子炉実験所助教の小 出裕章さんのことばをかみしめたい。

ガンジー 七つの社会的罪

1.理念なき政治
2.労働なき富
3.良心なき快楽
4.人格なき学識
5.道徳なき商業
6.人間性なき科学
7.献身なき信仰

目の前の催し物会場では、大道芸やコンサートが青空の下楽しく行われていました。催し物会場が私のテントの目の前なので一日中楽しめましたよ!

 

 

 

毎年楽しみにしている、パフォーマンスアートの宮下昌也さんも15年もこの会場で絵を仕上げています。今回のパンフレットの表紙も担当していて、素敵な絵です。絵は買えないけれど、絵はがきになるのが楽しみです。

 

それにしても駒ヶ根「杜の市」も15年も経つのですね。子ども達の小さかった一回目から出ていて、私達も年をとったわけです・・・・・・

「来年も又来ますね!」とお客様と約束をして別れましたが、この会がこの後もずーっと続来ますように願っています。

 

 

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