加藤周一さんのお話の会

加藤周一さん
今夜、9条の会の加藤周一さんのお話の会に行って来ました。
軽井沢の別荘に来られているこの時期にお願いしての講演会でした。
高齢の加藤さんですが話の内容は的確に今の日本を分析して、憲法9条の役割や必要性を改めて知らされました。
中でも興味深かったのは自由の歴史です,明治の福沢諭吉の「文明論概略」に記されている自由の意味や西洋と日本の自由の違いなど加藤さんの生き字引のようにぽんぽん出て来る言葉に時代の生き証人なんだと感じました。
昨日の朝日新聞にマイケル・ムーアの新作「シッコ」を見ての5人の評が出ていてその中に私と娘の大好きな音楽評論家だと思っていたブロードキャスターのピーター・バラカンの評は、「日本は税金の使い道の優先順位を再考すべきではないか。防衛費と医療費・教育費のバランスがいまのままでよいのか。」との話が出ていた。そうだそうだと頷きながらピーター・バラカンを前にも増して好きになってしまったのです。(あれ?)
麻のジャケット
とってもとっても古い麻の野良着でした、解いて洗ったら張りのある布になりました。
絣織りで藍の色の美しいこの布を何にしようか悩んでいるうちに夏も終わりに
差しかかり、悩んだ末にやっとジャケットが出来ました。
30日から始まる「ながの東急」の作品展に出品します。

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