伴野家のお雛様飾り

お雛様飾り
今日は定休日、と言ってもこの日が一番忙しいのですが。
またまた味噌作りの準備で、一緒にやる人が休みが取れず人の分までやらなければならず大変な思いで麹を取りに行って、豆を洗ってHちゃんとちーさんに手伝ってもらい何とか済ませました。3斗(40kg)洗うとなるとかなり大変でした。
そしてつたやへ直行。作家さんの来訪があって、ぺちゃくちゃ話していたらアッという間に時間が過ぎて友達のお母さまの家へお雛様を見に行く時間になりました。
伴野家のお雛様飾りは内々では有名で、木目込みをなさるお母様の手作りでそれは見事なものでした。自宅の3部屋を開放して4人がかりで飾りつけたそうです。段飾りも見事で時代ごとに顔も変化しています。木目込みの独特の下膨れ人形がとても可愛らしくすばらしいものでした。5人ばやしも笛に太鼓ではなく7人ばやしの雅楽の品の良い囃し方でした。笙に琵琶にお琴などもしっかりと持っていましたよ。
立ち雛
見せてもらいその後に別室でお茶をご馳走になったのですが、それが信州独特のお茶タイムで一緒に行ったHちゃんが「あれが聞きしに勝るお茶の入れ方なんだね」とつくづく感心していました。どの様かと言うと、お菓子にミカンにイチゴに漬物・煮物そしてお赤飯まで用意されて進め上手のお母様が一口飲んだらお茶を又飲んだらお茶を注いで下さり、お赤飯もお代わりしてしまいました。「出されたら全部飲まなきゃいけないと思って飲んだよ」とHちゃんが言ってました。いい体験でした。
そして元気なお母様のお話が良かった。お花好きのお母様、植物は人に分けてあげたほうが良く成長するんだそうです。エッ!と思ったのですが、分けてあげたところが空くとそこに根を伸ばして大きくなるそうです。なるほど、ケチでは植物も育ちが悪いのですね。
お雛様や植物を見て、春を感じ、心も柔らかくほぐれながら伴野家を後にしました。

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