骨董」カテゴリーアーカイブ

市場へ行く(8月11日)

朝も早よから骨董の市場へ行くおじさんが寄って下さり、今日が市場の日であることを思い出しました。

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こんなものも入りました。(なぜか梨も頂いた、おいしい)

 

私も市場へ行きたくなりGO!今日は大勢の人がいて荷物もいっぱいです。

私は売る場所もないので見ているだけとしましょうか?

今度のお店が狭くなり古道具は箱入りとなりました。

でも・・・・・・

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いや~、血が騒ぎ布を買ってしまった!

コレ縫い目も感じがいい、縫い目でその人也がわかりそうです。丁寧に仕上げてあります。毎日毎晩時間のあるときにチクチクと丁寧に縫い進めたものでしょうか?昔の人のこころが伝わります。

縫い目を見ると「これはどうでもいい只縫っておけばコタツの下だから誰も見ないよ」と言っているような布もあるし。こんなに丁寧な布は気持ちが良いです。

色合いも布団の側を使ってあり、冬用のスカートによさそうです。もちろん敷物とかソファーカバーもいいかもね!

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こちらは粉の袋です、柿渋染めします。

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刺し子の風呂敷(?)もありました。

しかしこちらは表面に焼けがあり、こちらは裏面です。

チャイニーズものかな?と思いきや、タペストリー仕立てで日本の誰かがチクチクと刺したものらしい・・・・・・

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火消しの法被もありました、ズボン付き。(色が違う)

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濃くもなく薄くもない赤がいい色合いで効いています。

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おまけはこちら・・・・・・・

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何処で売るんでしょうね?

 

 

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骨董の市場(5月19日)

今日は久しぶりに骨董の市場へ行きました。

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荒船山は横一筋の雲をたなびかせています。

緑も鮮やかに生きる力を十二分に発散しています。昨夜の雨のせいか回りの木々がキラキラと輝き生きる英気が噴出しているようでした。

 

市場では「久しぶり」といろんな人に声をかけてもらい楽しい時間を過ごしました。長らくご無沙汰していましたので、市場の仕組みもちと変わってお弁当込みの参加料になっていたのです。

お目当ての布は無かったけれど、お膳やコーヒーミルやと買って来ました。

 

午後は作家やに帰って荷物を降ろしていたら、いつものお客様がお膳を買って下さりあっという間に私の手元を離れていきました。こんな事もあるのですね。

 

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夜はお昼に食べ損ねたお弁当を食べました。朝の残りの詰め合わせだけれど、やっぱり自分のお弁当のほうがいいな!

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市場へ行く(2月3日)

代車が来るのを待っていたら、一時間半も遅れて市場へ到着!

今年初めての市場なものでとても楽しみにしていました。

今日見つけるのは3つ、布とお雛様と山葡萄の籠と決めていたのです。お天気もよく良いドライブ日和です。

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布は襤褸が少しありました。お雛様も手に入りました。竹かごしかなかったけれど、きょうの仕入れでほしいものが入荷しました。

家に帰るとすぐに襤褸を洗濯機に入れて、

 

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あー、それにしてもボロですね・・・・・

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裂き織りもありました、こちらも襤褸!

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前掛けもあって、左がキリン印。こちらはすぐにバッグ作ろうかな!

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可愛いお雛様もありました。夜は側面の紙が汚かったので味のある帯地を張りました、いい感じ!ぼんぼりも変身してみました。お顔はとても可愛らしい・・・・

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ほらね!

土雛もありました。

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アーこれで春を迎える準備OK!

明日はオカリナ教室、静かに別室で製作準備しましょう!

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大江戸骨董市(2月1日)

東京有楽町の大江戸骨董市へ行ってきました。

山ほどの荷物を抱えて、ホームレスと見紛うような格好で街中をふらつきやっと有楽町へ到着しました。

狭いスペースにハンガーラックを出して、倒れないようにお隣さんに気を使いながらの出展です。

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両隣は出展前からお客様が並びよく売れていました。

わたしのは骨董市には売りにくいものばかりで、あまり売れませんでした。

骨董市用の商品構成にしないと売れないみたいですね。今後の宿題といった所です。

 

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お客様も古布界の有名人が沢山歩いていました。こちらも有名人のおじ様、靴まで藍糸でちくちく。

その他に毎週骨董市へ来て布を買って帰り、1週間で服を作り次の週に着てくるそうです。そうやって7年目というすごい方もおられました。

ブログを見て来て下った方も居て楽しい会話も弾みます。とっても寒い一日でしたが、楽しい出会いもありました。来て下さった皆様ありがとうございました。

 

重たい荷物を抱えて東京まで行くのも大変なことです。今後の課題をいっぱい抱えて帰りました。

 

家に帰ったら後藤健二さんが殺されたとの報道に言葉もありません。拘束されてからどんな気持ちで過ごされたのかと思うと心が痛みます。後藤さんのご冥福をお祈りいたします。

それにしても助かる方法は無かったのかと悔やまれます。

 

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寒いですね(11月18日)

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寒いですね、浅間山にもちらほらと白い筋が出てきました。寒いはずだわ!

 

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今日は次に作る布を洗濯して、そして骨董の市場へ行ってきました。

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たいしたものはなかったけれど、いろいろと仕入れてきました。

布も沢山仕入れました、明日はそれらの整理です。でもこんなものを仕入れてどうするんでしょうね?

夜に会った友達と「昭和レトロ」でネットショップするといいかもね、と言うことになりましたが誰がやるかは決まりませんでした。彼女も昭和レトロのものを沢山買っていて、いよいよパンク状態ですから・・・・・・冬に備えて何か考えなくては、キリギリスは切羽詰らないと動かないのです。

 

仕事の話も沢山しました、作り手としてのスタンスは「人に幸せに感じてもらえるものを作ること」です。「かるいさわ作家や」も来年もやる予定ですが、それぞれの作家さんに幸せを感じる作品を出してもらえるようお願いしようか、いやそんな事はお願いしなくても共通の思いの中にあるでしょう!そんな作り手が集まっている作家やです。まだ今年も11月の21日~24日の営業が残っています。よろしかったらお出かけください!

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干し柿作り(11月11日)

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あまりのも沢山の柿をいただたものだから4人で分けました。それでも100個近くの柿が干し柿になります。毎日つるした柿の前で3個4個と食べていればあっという間に無くなるのでしょうね!

 

今日は軽井沢へ骨董の仕入れに行って、「作家や」を開けたら去年も来て下さったフランスからのご夫妻が楽しみに骨董部屋をのぞいて買って下さいました。グッドタイミングで開けていて良かった!

 

そうそう、今日仕入れたものはいろいろとあります。まずは草のかごバッグ、山葡萄のミニかご、レジスター、そして裂き織りの半纏と布類です。明日庭に広げて選別して洗ったり拭いたりする予定、お天気になーれ!

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山葡萄のかご(10月26日)

我が家の格言「今日あるものは明日あると思うな」これはハヤシのおっちゃんとの共同生活で学んだ格言です。

大事にしていたとっても素敵な木で出来た傘もあっという間にどこかへ持っていって帰ってこなかった・・・・すのこベッドをもらって裏に仕舞って、「さあ使おう」と思ったら半分板がはがされていた、そういえばお店の裏のキッチンの水道管の上に蓋をしてある板がやけに分厚くて塗装もしてあり立派だと思っていたらそれだった、そして今日・・・・・・・

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あららら・・・・・・・物干し竿が金槌の柄になっていた。物干しは寸足らずでその辺に投げてあるのでしょうか?とほほ

物は買わない、あるもので間に合わせるがポリシーのハヤシのおっちゃん。きっと工場の二階の部屋もそんなもので埋め尽くされているのか?

 

 

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以前購入された山葡萄のかごに内布を付けました。今回はしっかりした柿渋染めの古布、蓋も付けました、木札も付けてみました。こちらは一番小さな乱れ網のかごです。

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さーてこちらは先日手に入れたアンティークの山葡萄のかご、本当は丈夫な縄紐がついていて背負子になっていました(写真とっておけばよかった)。口は針金でぐるぐると補強されていて、長年山仕事や農作業に使われたものでしょうか。入れる口は少し壊れかけていますが、底の角は痛みもなくきれいです。よく言われる「山葡萄は100年持つとか、3代持つ」という意味がわかります。もちろん気候風土があった国産に限りますが。近頃は売れるからと言って中国産の山葡萄が出回っていますが、そちらは100年選手ではないようです。

お風呂に入れて柔らかくして、新聞紙を入れて形を整えているところです。明日は痛んだところを補修して、布を張って、持ち手を付ける予定です。

 

 

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骨董の市場(10月21日)

朝も早よから仕入れへ行ってきました。今まで溜め込んだものを売りながら、いらない物までまた買い込んできたのでした。なかなかシンプルにならない暮らし。

 

うきうきするような布も少々ありました。帰ってきて早速洗濯をしました。

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どうだ!びっくりするような襤褸、4枚重ねのこの中に宝物があるのでしょうか?

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消防手の法被も買いました。色が抜けて古めかしい法被です。

 

さーて、夜は続きの服作り。

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裏と表です。

明日は久しぶりに家にいます、パソコンを修理に出して不便になった所を復旧できるか?メールアドレスがすぐに出てこない、ネットバンクが出来ない、検索がやりにくい、無理だろうけど挑戦してみます。

 

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襤褸ジャケット(10月17日)

襤褸の記事がありました。襤褸も商業ベースに乗せようとする人たちが出てきたのでしょうか?

でも素敵です、大事に使いたい昔の布・・・・

http://www.asahi.com/articles/ASG9L56XMG9LPQIP01K.html

 

という事で私も大事にもっていた襤褸にはさみを入れて、ジャケットを作りました。

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私はこんな風に作りました。ケチなので持ち布いっぱいに作ったら中途半端な丈になりましたが、それはそれでいいかな?

今回はサーさんの漆仕上げのボタンをつけました。漆はもちろん国産だそうです。

 

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アップするとこんな感じ・・・・・・いい風合いの襤褸です。

 

先日から進まない刺し子はこんな感じ。

 

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やっぱり2週間じゃ終わりそうもありません。

 

11月4日から所沢西武で展示会です。作品が足りません、作りたいのは沢山あるけれど、どこまでできますやら?

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古布のお勉強(10月6日)

展示会も終り次は何をやろうかと思っていたら、思いがけず東北の古布屋さんが立ち寄って下さり、東北の古布のお勉強会となりました。

ちょっと疑問に思っていた「なぜ裂き織りは信州や新潟に集中して、東北には少ないのか?」

昔の東北はとても貧しく、着物などは一生一枚と言われたくらい物を大事に使い、裂き織りに使う布など無かったとか。ふむーなるほど、次々に継ぎ当てして丈夫な布になり一生一人の人が大事に着ていたのでしょうか。綿花は育たず麻の文化だったみたいです。そんな中でコギン刺しとか刺し子など布の上からさらに糸を刺して布を丈夫にしてから使ったのでしょう。

貧しい中にもコギン刺しや刺し子に見られる柄遊びもあり、限られた生活の中で楽しみも見つけ女性達は冬仕事として針仕事をしていたのでしょう。

などと昔の東北の農村に思いを馳せながら、今回も着物を仕入れました。

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木綿の男児着物です。珍しい亀の絵柄、しつけ糸は麻糸を使ってあります。

東北の人々の布を思うと、こんなにも簡単に貴重な古布を使っていいのだろうかと言う思いが沸いて来ます。このことはこれからもずーっと付いて回る疑問であり矛盾なのでしょう。

 

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鶴の柄の筒描きも入りました。

こちらもこのまま展示会などで飾って、売れなかったらその後に服を作る事になるでしょう。

ご縁があってこのまま大切に残して下さる方にめぐり合うのが一番良い方法でしょうが・・・・・・

 

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