今日改めて見直すと、かなり良い古布が来ています。
こちらは更紗で日本に輸入された更紗を真似て作ったものとされています。派手な柄だったので着物としては普及せず、着物と襦袢の間に着る中着として使われたものが多いようです。作られた絶対量も少なく貴重な物です。
こちらは型染めです。色をさした物も流行ったのでしょうか?朱色はべん柄染めだと思います。多くは布団として使われていました。
一つ一つの布を見るとその歴史に行き着きます。手に取ると布団は綿が残った所もあります。着物はしっかりもとの一反に帰ります。折り皺で衿に使ったものか袖に使ったものかも分かります。
古布展は明日までです。
こちらはコットンボール、小諸で綿を栽培した綿花です。なかなか開かないのですが、そのうち開くでしょうか?