青森に行ってきました!

青森の松 
7月1日から青森へ行ってきました。4・5日にクラフトフェアがあるのでそれに合わせて早めに行ったという訳です。なんたって本州の最果てですから長野から車で丸一日かかりました。一人で行くのが不安だったのでハルちゃんを北海道に行くと言って京都からおびき寄せたのですが、いろいろあって今回は青森の旅となりました。
青森はすごいところ、厳しい大地でした。写真の松のように、海風に当たりどこの松も風の吹くままに曲がって伸びています。しかし人々は淡々とした中に優しさがあり、情の深さに頭が下がりました。
カムイノミ
北海道に居るアイヌのおばあさんアシリレラに会いたくて連絡した所、青森でカムイノミの巡業中とかで途中で合流させてもらい、カムイノミの儀式に参加させてもらいました。シャーマンであるアシリレラさんは、生きている人・死んだ人いろいろな人に呼ばれて儀式をつかさどっています。不思議な空間に身を置き、忘れかけていた精神のつながりも再確認しました。
核燃再処理工場
さてこの写真、青森の六ヶ所村にある核燃再処理工場です。映画「六ヶ所村ラプソディー」の舞台で、声に出せない反対の声は無いものとして作られたこの工場、でも・・・・・・反対を打ち出している人々、反対の声も出さないで辛抱している人々、つらい雪国の生活を考えると核燃施設よりも人々の生活の方が大事だし、後生に負担を残さない生き方をここで考えたほうがいいように思います。
六ヶ所村の花とハーブの里の菊川さんにお会いしたり、泊村の昆布漁のおじいさん・おばあさんに話を聞くうちに、建物や道路ではない奥深いところでこの地を愛しているんだなと実感しました。
畑や海で淡々と働く人々と核燃施設の巨大さやそれに繋がる立派な道路との温度差がありすぎるのは問題です。現場を見てそこに立つと人々の苦しみによりそう事ができたら・・・・つづきはあした

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