病院へ行く(2月24日)

最近体調不良で、以前の腹痛がちょくちょく出てきます。薬も無くなったので、しっかり検査してもらおうと佐久の病院まで行ってきました。もしかしたら胃カメラかもと思い、昨夜と今日の朝食は抜いて行きました。

 

朝7時20分に出発、高速無料区間も利用して8時過ぎには胃腸科前の椅子にスタンバイOK!

以前かかった先生が居なくなったので先生のリサーチ、患者さんに「先生ではどなたが良いんですかね?」と聞いて○○先生をお願いすると「予約の患者さんが優先ですから時間がかかりますよ」と言われました。待つ事3時間、やっと呼ばれて触診も無くパソコンを見てお話3分、次回に内視鏡の予約を入れて終わり(ガックリ)。

 

どこの病院も同じだな!病院は忙しい所でゆっくり話も聞いてもらえなかったけれど、人間観察3時間ずーとしていた。

一人で来たおじいさんは、わがまま放題看護師さんに言っている「血圧測りましたか?」「ここにある、取りに来い」「これを持って検査に行って下さい」とカルテを渡すと「こんな重いもん持てというのか?」と、心得た看護師さん「そうね一緒に行きますか」と、おじいさんこれで満足なのね!

はたまたこちらの足の悪いおばあさんは歩行器の力を借りてあっちに座ったりこっちに座ったり、そしてお隣の親子連れに「あんた達羨ましいよ、うちじゃ娘が居るけど仕事が忙しくって帰ってきてもろくろく話もできねえ」と愚痴をこぼしています。

そんな年寄りだらけでもっている病院、こんなに大変な人が一人出来ているというのにもビックリ!

 

 

家に帰るとコムチャンがじっくり煮込んだ野菜のスープが出来ていました(ありがとう)。帰りにパン屋で買ったキッシュとサンドイッチでお昼です。おいしかった!

この日本の中で寂しい人は沢山居るのでしょうね、心の寂しさを埋めるのは医療の力を借りても難しいです。でも結構人は寂しさの中に生きていて、その寂しさの中でも楽しかったとか嬉しかったとか心を埋める何かか過去にあった事を心の糧として生きて行ってるのかもしれません。毎日が楽しいなんてありえないからね!

 

昔一人暮らしのおばあさんの家に遊びに行き、ご馳走になりおいとまする時に「片付けて行きます」と茶碗を洗おうとすると「いいの良いの今夜でも明日でもゆっくり洗うから、余韻を楽しみたいのよ!」といわれたことがありました。余韻を楽しむ、色んな事を思いうかべながら時を過すのは至福の時間かもしれませんね。

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