アシリレラばあさん(7月7日)

今日は雨降りで天の川は出ませんでした。彦星と織姫は一年に一度の逢瀬が叶わなかったのです。可愛そうに・・・・・写真も撮るのを忘れてしまいました。

 

アシリレラばあさんの事を話します。

アシリレラばあさんは自森卒業生のサトちゃんの義理のお母さんです。サトちゃんにアシリレラばあさんの話を聞いて、とても会いたくなり3年前に会いに行きました。会いに行ったといっても北海道まで行かずに、青森で会うことになったのですが・・・・・

 

電話で青森の椿姫の椿神社で朝10時に会いましょう。と言う事になり朝10時に行くと待てど暮らせど現れず、電話すると。「あー椿神社は時間があったので昨日行ったわ、今違うところへいるからそちらにいらっしゃい」と言われ高速に乗り1時間半、午後にやっと待ち合わせ場所にたどり着きようやく会えたのでした。

 

子供が何人いるかわからない、いや養子養女が沢山いると言うのです。アイヌの血を引くアシリレラばあさんは誰でも皆家族になってしまう素晴らしい人です。

 

そんなアシリレラばあさんから時々届く読みずらい「日高通信」が今日も届いていました。

 

昔はこんな通信ざらでしたが、近頃ではパソコンで綺麗に作られた文字に慣れたせいか手書き文字がやけに人柄を表し、行った事もない二風谷の様子が思い浮かぶようです。人間関係も深そうです。

 

今日の通信の中に、アシリレラばあさんの教えがあり「物をもらってばかりだと物はもらえないけれど、誰かに物をもらったら少しでもよいから分かち合うと物はもらえる。」と言う事です。確かに物だけではなく心もそのようです!

 

大雑把で、おおげさで、たくましく、優しいそんなアシリレラばあさんにまた会いたくなりました。

カテゴリー: フィールドワーク パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です