仕入れに行く(4月16日)

所沢はあまり売れなかったけれど、そのことは忘れて次の仕事にかかります。

そうです、月末から始まる「かるいざわ作家や」の準備も始めなければ・・・・・・と言う事で今日は布の仕入れに行ってきました。

(下り藤に千鳥夜着)

布市場の大人たちは子どものように言いたい事を言い合いながらグハグハ笑い一日が過ぎていきます、昨日までいた百貨店とは正反対の場所。

 

そう正反対の場所だよね、新品を綺麗に扱って幾重にも丁寧に包装してお客様に最高の笑顔で、お客様もとてもうれしい笑顔で品もののやり取りをする。そんなところが百貨店。幸せを一緒に販売しているのかな?と思う時もある位です。とても気も使いますが・・・・・・

 

それとは逆に人の使ったものをもう一度甦らせ、品物を長生きさせる所が骨董の世界かな?癖のある大人が集まり、大騒ぎをしながら物のやり取りをしているところが面白い!こちらも素敵な人間が沢山いて魅力満々です。

 

(熨斗目風呂敷)

 

最近特に思うことは、物は大事に使いたいと古いものを見ていて思うのです。100円ショップに行けば何でも揃うこの時代ですが、良い物を大事に使い込んでいく事も大事じゃないかな?

さて私が今使っているもので10年20年と大事に使っていけるものがどのくらいあるのでしょうか?んー、もっと考えると、百貨店に売っているようなまともなものを買える様な経済状態にある人がどの位いるのでしょうか?日本人の半分はいないでしょう?と言う事は、日本のお金の分配の仕方もおかしいのでは?働いても働いてもそれに見合う賃金を受け取っていないのでは・・・・・・100円ショップで買うなと言う前にそこら辺も考えなければいけないかもね!

(友達の家のカタクリ)

我が家にもある100円ショップで売ってるような貰い物の大根おろしをもう20年も使っているのですが、去年人から指摘されて気づいた事は、その大根おろし機は磨り減って大根がおろしにくくなっていたのです。今回丁度百貨店で質のいい大根おろし機が売っていて買いたかったのですが3900円でして、もう一人の私が「大根がおろせないわけでもないし」と思いなおし買わないで帰ってきたのです、やはり我が家の経済状態では買わないほうが賢明です。いや、暮らしに見合わないかもしれないがあの大根おろし機を買っとけばサマーキャンプの時のそうめん流しでみんなに苦労かけずに済むかもなどど思いはぐるぐる回ります。

これは考えるとどんどん深みにはまりそうです。この続きはまた・・・・・・・

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