物悲しい秋　（１０月１４日）

 
ハヤシのオッチャンは近頃、服の趣味が変わったようで筋の通ったスラックスをご愛用です。今までの破れかぶれのズボンと違いびしっと体に張り付いた感じ・・・・・実は近所のアベチャンが若かりし頃にはいていたズボンで、今では型が古くてどこも貰い手が無いものをいただいたものです。クリーニング済みの２０本のズボン、ベルトも一緒に頂きました。一着のズボンもハヤシの手にかかればアッと言う間に泥だらけ、１週間もつでしょうか・・・・・上のセーターは近くのプレーボーイと偶然一緒になったユニクロ物のプレゼント。着る物に困らないハヤシのオッチャンは幸せ物です。

見えますか見えますか？真ん中右手にある白い物体、出てきました寒さを告げる「雪虫」又の名をバレリーナ虫（こちらは私が命名）寒くなる頃に出て来る虫で、尾っぽに白い毛綿を携えています。毎年不思議と寒さを告げるように雪虫を見た頃から紅葉が始まり、冬に向かって行くのです。
今日Мさんから久しぶりに電話があり、今日はお店が定休日だと伝え一日用事で出かけると言ったのですが、夕方気になりこちらから電話してお茶に行きました。彼女は体調を崩し、明日から入院するとの事で二人で家族の事やこれからの事などぺちゃくちゃ話して、外に出てみると寂しい夕暮れが迫ってきます。二人で「秋の夕暮れは寂しいね、子どもも寂しがるけれど大人も寂しいよね！」と話しながら別れました。「朝の来ない夜は無い」とか、「寒い冬の後に春はそこにある」と言いますが本当にそうかな？と不安になるのも事実です。Мさん私には何もしてやれないけれど良くなる事を心から願っているよ！話したくなったら又電話してね。