年別アーカイブ: 2016年

丈90cm柿渋のジャンバスカート(12月2日)

持ち越しのジャンバスカートが出来ました。

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ウエスト切り替えのものと

 

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ストレートのものと2種類出来ました。

少し厚手の布に手描きの葉っぱを描いた布を入れてみました。

さあ、どちらがお好みですか?

 

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作家や(12月1日)

今日は最後の掃除に作家やへ行ってきました。

作業もすぐに終わったので、二人で軽井沢の今年最後のお茶して帰りました。写真はこれでもフレンチトーストです。

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「カフェ涼の音」も4日までに営業とかで静かです。

家に帰りリース作り。(前回作ったのが全部無くなってしまったので)

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今日はユーカリをベースに赤い実をつけました。

 

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こちらは去年のリメークです。唐辛子を取り替えて、ユーカリをつけました。

こんな事して遊んでいたら、予定の仕事が後押しになってしまいました。

 

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古布の整理(11月30日)

最近入った古布の整理をしています。

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筒描きの布をタペストリーにしてみました。

お正月用に・・・・・

あとの布はまだ何にするか思いつかない。

 

以前からの持ち越しコートです。

出来上がっていたけれどボタンが揃わなくて、でも揃わないボタンを付けて今日送り出しました。

(これくらい手作り感があってもいいんじゃない、って友だちも言ってくれたから後ろ押しされてこんなボタン)

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幕末はあろうかと思われるかなり古い筒描きです、麻の手績みの糸で縫ってありました。結構よれよれですが繕いながら出来上がったコート。しばらく眺めていたけれど、11月も終わりだから待っている方に送りました。

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裏はハヤシのオッチャン手描きの柿渋布を使いました。少しはしっかりするかしら・・・・・・・

明日はやりかけの柿渋ワンピーを作ります。やりかけばかりで早く終わらせなくてはね。

 

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「太布」の旅から帰ってきました。(11月29日)

25日からの旅は、新しい事を知る旅でした。

まずは25日、京都北野天満宮の天神さんの市に行って来ました。

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ここで目的の骨董屋さんでとっても良い筒描きを頂きました。久しぶりの再開に、元気になられた御主人の話を聞いて一安心。お店も新しい所に移って順調らしいです。良かった良かった。

みかんを買ったり、オオヤ珈琲を飲んだりそこに居合わせたおばさんとおしゃべりしながら、まったりと過ごす京都の市です。「又今度この辺で会おうね」と言われ、本当に次に行くと会えそうな気がしてきました。

私は早々とここでお金を使い果たし、後は貧乏旅行となりました。

筒描きは後日タペストリーかコートの出きればと思っています。

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次の日は徳島に移り「古代織りツアー」へ参加しました。今回のテーマは「太布」

初日は、楮を原料とする太古の布「太布」を作り続けている作家の石川文江さんの工房訪問です。

地元の太布のを勉強して、新たな太布・・・・楮布(カジフと読ます。)を作り発表されています。楮の栽培から、糸を取るまでの大変な作業を垣間見ることが出来ました。こつこつと一人楮布を作り続ける石川さん、いつか作品展を見てみたいと思います。

そして次の日、徳島市内から片道3時間の山奥・・・・・木頭・・・・

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こちらは、村ぐるみで太布を伝承している木頭の村。昔を復元し、こちらもカジ布やコウゾ布を作っています。1年に2~3反しか出来ない手間のかかる布は本当に貴重なものです。山奥だからこそまだ昔の太布が残っていてるのですね、もう民俗学の分野です。

こちらでも糸を作るまでの貴重な体験をさせてもらい、身近な植物で出来るんじゃないかとの思いも持ちましたよ!

 

そして最終日

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徳島の藍染作家さんのアキヤマセイコさんによる藍染指導と藍師新居さんのすくも作り見学でした。上の写真は七色を出す藍のタペストリーです。

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アキヤマ先生と藍師の新居さんです。藍甕も広く染めやすく作られています。

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すくも作りは神聖なもの、お神酒を上げてありました。右はすくもの切り替えし。4ヶ月かかって私たちが使うすくもの完成です。

新居さんに「藍染が上手くいかないんですよね」と言ったところ「藍と相談してるか、藍の都合で染めんといかん、あんたの都合で染めるからや!」とぴしゃりと言われ、その通り。これからはもっとゆとりを持って納得いく藍染めが出来るようにしなきゃね。

そんなこんなであっという間の旅でした。内容も濃すぎて消化するのに時間がかかりそうですが、これからの課題も沢山出来て今日から又作品作りにかかります。

 

 

 

 

 

 

 

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大雪(11月24日)

朝目覚めたら本当に大雪でした。

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いや、本格的な雪に少し困ってしまいます。だって心の準備が出来てなくて・・・・・・明日からお出かけだと言うのに・・・・・・・関西に行く前はいつも雪降りです。

 

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持ち越しのちくちくジャンバスカートが出来ました。

背紋も色々つけました、前はシンプルに。そして裾には植物をイメージして・・・・・・

 

明日は早いのでこれにて失礼します。

京都の天神さんに行けるかな?

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山葡萄の袋下(11月23日)

山葡萄の袋下が入りました。待ちに待った袋下です、なかなか作ってもらえませんが今回久しぶりに入荷しました。

丈夫な古布や裂き織りとあわせて作るバッグは趣があって素敵です。パッチワークの方にも人気です。

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こちらは大きな籠です。(11,000円)

①手前32×11×H8cm  ②奥30×11・5×H10cm

 

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こちらは各8000円サイズ共に26×10×10

③手前・乱れ編み ④奥・網代

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持ち手は⑤右3500円・巾16cm×H17cm

⑥真中・⑦左共に3000円・巾15㎝×H13㎝

欲しい方は連絡ください。これだけしかありませんので、すぐに無くなったらすみません。

夕方から寒くなって、明日は雪の予報だそうです。大雪にならなければいいのですが。

 

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先日からとりかかっているジャンバスカート、ちくちくがまだ進まない・・・・・・もっと沢山ちくちくしたのですが、早く仕上げて次の柿渋のジャンバスカートを作りたいのです。

週末は四国に太布の勉強会に行こうと思っているので、その前に京都のハルチャンの所の家庭訪問です。どんな暮らししてるかな?お土産何にしようかな?楽しみです!雪だけが心配です。

 

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まだ片付けています。(11月22日)

骨董の市場は今年最後です、3月頃まで冬休みに入ります。

布物は無く、皿や何やらとガラクタばかり又増えました・・・・・

午後はまたまた「作家や」の片付けです。なかなか片付かない店内です。東京からお馴染みさんが通りかかり、目が合ったからと最後の買い物をしてくださいました。うれしい!

そんなこんなでまだ綺麗になりません。もう1日作家やへ行かなければならないようです。

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家に帰ったら、刺し子用の綿糸や毛糸が届いていました。

糸屋さんとなかなか連絡が取れずにいました、もう廃業したのかと思っていたのですが先日やっと連絡が取れました。

「どうしたんですか?もう止めたのかと思いましたよ。」

「いやいや、お父さんが体を壊して、もう私らも年やから午後1時ごろ来て、4時ごろまで送りの仕事して帰るんやぁ」

「あらそれは大変ですね、後継ぎさんとかいないんですか?」

「いやいやみんな他の仕事についているがね、こんな仕事いつまで出来るかわからんがぁ」

「そんなこと言わずに続けてくださいね、本当に一日も長く続けて下さいね」

「そやね、いつまで続くかわからんけどここに来れるうちはやるからね」と

20年以上の長い付き合いの糸屋さんです。変わらない字で届いた伝票を見てほっとしました。

 

さてこれを草木染します、まずは栗イガで染めます。

 

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作家や片付け(11月21日)

作家やの片付け・・・・・・

片付けはすぐに終わるだろうと高をくくっていたのですが、作家さんに一人づつ電話して今年の様子だとか、今何してるの?とか聞きながら片づけしていたらあっという間に夕方に・・・・・半分も片付いていない・・・・

お店の扉には「今年の営業は終了しました。只今片付け中」と張り紙したのですが、戸を開けて入って来るイケメン君、「張り紙ちゃんと読んでくださいよ」と思っていたのですが、英語で話し出しました、彼は香港の人でした。片言の日本語も出来なかったので困ってしまったけど・・・・・・

しゃべれない英語を、しゃべれるふりして色々と単語で聞いた事には「日本は5回目で北海道にスキーで2回、京都方面へ1回、東京だけに1回、そして今回軽井沢に来ました。」との事でした。いろいろと通じてんだかどうか、わかった振りしてるんだか(どちらも)、単語会話で話してたら「お腹が減ったのでスープとライスが食べたい」と言っているような・・・・並びのイタリアンを紹介したけど、そこじゃごライスが食べれないと、じゃあ向こうのラーメン屋は?それも違う、では向こうの通りのレストランが何件か入っているビルを教えたけれど、果たしてスープとライスにありつけたかしら?もしかして味噌汁とご飯のことだったのかな?

 

そんなこんなで結局明日もまた作家やに行く事になりました。そういえば明日は骨董の市場もあるのでそれも兼ねて行こうかな?

 

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帰りは近くの作家さんの家によって、今年の様子や今の仕事の事など聞いてい・・・・・・

斎藤サチコさんはカレンダーがまだ残っていると言うので、またまた預かって来ました。よろしかったら是非購入ください1500円です、むぎ草にあります。

 

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持ち帰った荷物を飾り付けました。少しはお店らしくなったでしょうか?

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ベランダ工事(11月20日)

腐ったベランダの直しを6月からお願いしているけれど、なかなか進ますどうしたものかと思っていたのです。しかしここに来て私が身を挺してベランダの腐った場所に落ちてあわや大惨事になる所だったので、それを知ってか急遽ベランダ工事となりました。

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今日はベランダを解体の日です。使える材料は又使うために除けて、それ以外の腐った板はストーブの薪となります。これで産業廃棄物ゼロの完全リサイクルです。

Uモッちゃんとオッチャンがやる工事ですので、今月中に終わりますやら・・・・・・・

出来ればお茶が飲めるテーブルとか置けるように、そしてお花が置ける手すりも希望なんですけれど・・・・・・聞こえているかな?

 

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私は「かるいざわ作家や」の最後の営業に出かけました。軽井沢の車はこんな素敵な模様も付けているのです(本物)。

お店はもう水道を止められて(凍るので)の営業に、御近所さんにお水もらったり珈琲もらったりとお世話になっています。トイレは歩いて30歩の100円の公衆トイレまで。でもお金がかかるとどうして我慢するんでしょうかね?まあケチだと言う事でしょうか?

明日は片付けです。一人でやりますのでちょっと寂しいかな?

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与良えびす講に行ってきました。(11月19日)

今日と明日は作家や最後の営業日です。

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入り口はなんとなーく、クリスマスコーナーになっています。

今日は雨が時々降ってきたりしましたが、比較的穏やかな一日でした。

 

そして夕方からのお楽しみは「与良えびす講」、ウラちゃんと行こうと待ち合わせしました。

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夜になっても薄っすらと営業中!お客は私たち二人だけです。神主さんにお払いもしてもらい「えびす様今年一年我が家のために働いて下さりありがとうございました。又来年もよろしくお願いします。」と手を合わせました。そしてえびす様はお正月を家で過ごすため帰って行かれたのです。しかしシンコはえびす様の大好きな鰯を持たせるのを忘れ夜は中吉でうどんを食べたのでした。本当はえびす様の大好物の鰯を焼いて食べる習慣があるのです。スーパーの広告も今日は鰯が大きく載っています。

明日は鰯でも食べようか、えびす様も食べ忘れに気づいて又むぎ草に来られる事でしょう。

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福枡を買ったらお札と落雁が1個付いていました。この金の紙を剥がすと恵比寿様と大黒様が出て来るのです。今では恵比寿大黒はプラスティックの卵のケースのようなものに型どりして金スプレーで色づけされているのですが、昔はどんなもので出来ていたのかと思うのです。

そして1月の19日、今度はえびす様がお正月をお家で過ごされてまた仕事に、むぎ草に帰ってこられるのです。来年もよろしくお願いします!

しかしえびす様はいいですね、私もえびす様のように2ヶ月お休みがほしいです。

あすも小諸市与良の「与良えびす講」はやっています。

 

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